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  • 執筆者の写真しまみん編集部

優樹の里


「品質の良いものが沢山あるこの地域の農業をしっかり守っていきたい」という思いで2021年に設立された優樹の里。代表の井上さんは、様々な試行錯誤をしながら柑橘やキウイフルーツなどを無農薬・無化学肥料で栽培して13年になりました。


有機栽培にこだわる消費者からの圧倒的な支持を受けながらも、やはり地域の課題は生産者の高齢化と担い手問題。「移住して就農したい」、「自然農法で農業をやってみたい」という若者のワ―ケーションにも積極的に取り組み、地域で就農者の受入先としての役割も担ってきました。


有機栽培では、慣行栽培と比べ外観が悪く出荷できない果実が多くなるのが長年の課題でした。将来の担い手の経営を安定させるため、2023年に自社の加工工場を建設。井上さんは、加工場が完成したことで幅広い取り組みが可能だと言います。


地元の協力者でもある若手大工さんのアイディアを生かし、施設の外壁はなんとスケルトン。これまでにないおしゃれな外観となった施設には、加工エリアとは別に就農希望者らが集うフリースペースが設けられています。


今後は有機柑橘を使ったドリンクなどを提供するカフェスペースをオープンする予定。優樹の里は沢山の人々や情報が集まる場へとさらにどんどん発展することが期待されています。







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